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    人の手を借りる勇気

    • 2015.11.19 Thursday
    • 22:06
    先日、職場に一人の女性が訪ねてくださった。
    講演会で私の話を聞いて関心を持ってくださった。

    「行政と戦うよりも、
    身近な人に『障害者も生きる』ということを
    自然に伝えていきたい」
    という言葉に共感を抱いてくださった。

    もちろん、
    訴えていくことは不可欠。
    身をもって感じている。
    でも、
    私の生きるカタチは、
    まさしく草の根的なスタイルにしたいのです。

    その女性に「人の手を借りる」には
    勇気が必要だと改めて考えさせてくれました。

    私のように、
    介助がないと絶対的に疲弊してしまう場合、
    介助が入ることに嫌でも受け入れて
    ポジティブな方向へと考えるようにする。

    けれど、
    障害があっても頑張れば歩ける、
    頑張れば洗濯だって入浴もできる…となると、
    障害が軽くて良かったね、では片付けられない。

    人より何倍も体を酷使しているし、
    できる人だと思われてしまうし、
    自分自身もできるものだと思う。
    でも、日々の蓄積で体を痛めてしまう。
    この生活はずっと続けられないと半分わかっているけれど、
    人が入るとわずらわしい。

    私も実は器用なので、
    調理もできるのですが、
    それを頑張ってしまうと
    日々使っている首や肩が疲弊してしまう。

    なので、ヘルパーさんを使うことは、
    長く生活していくためと考えています。

    先日再びその女性に会ったとき、
    家族もそのことを受け入れ始めたと
    喜ばれていました。

    その女性は元から前に進むエネルギーを
    持っていると思います。
    行動が早くて見習いたいと思ったくらいです。

    もちろん、誰でも!!
    エネルギーがあると思っています。

    そのような姿を見られて嬉しかったです。

    ケアを受けながら働く

    • 2015.11.12 Thursday
    • 22:06
    おはようございます(^^)

    10月24日にNPO法人いちご会の
    設立記念講演がありました。
    テーマは2つ。
    「自分の力で生きる」
    「ケアを受けながら働く」

    今回は、私が出演させていただいた
    「ケアを受けながら働く」について
    お伝えします。



    NPO法人いちご会の
    理事長である小山内美智子さんと
    NPO法人 LIFE INNOVATIONの
    理事長である大谷哲也さんと
    3人フリートークセッションを行いました。

    小山内さんの進行により
    いろいろな質問が飛んできますので、
    この場でしかなかなか聞くことのない話が多かったと思います。

    例えば、
    大学でトイレ介助をどうするのか?まだ見当がつかないまま、大学受験をして合格し入学してから、体制を作っていった私のお話。

    大谷さんはもっとすごい。施設に18年間暮らしながらお金を貯めて、自分で働く場を作ろうとNPO法人を作りヘルパー事業所をやっています。

    そのような別々の体験でも、
    「とにかく自分でやってみる」
    ことが3人の共通項でした。

    障害があると大変だからと周りが守ったり、
    「何かあったら、失敗したらどうするんだ」と
    挑戦することをあきらめさせたり、
    そして本人がその影響を受けて、
    「自分は何もできない」と
    自信をなくしてしまいます。

    自信を持つには、
    褒められるだけでなく失敗して、
    次に活かして工夫をし少し成功する
    という経験の繰り返しが必要です。

    ヘルパーさんとの関係の中だけで生きると、
    利用者でありお客様でもあるので
    利用者主体でやっていきます。
    それはそうです。
    自分の生活ですから、本人の好きなように生活するのが自然です。

    ただ、それだけの環境で「生きる」と
    社会生活での成長ができないのです。
    ここでいう社会生活とは「働く」ということ。

    お金をいただくことで生活ができ
    好きなものを買ったり、美味しいものを食べたりできます。
    そのためにお金を稼ぐには、
    お客様に良いサービスをしなければならない。
    それが事務や倉庫の担当であったって、
    会社の動きをよくする大切な仕事です。

    そのような仕事の中で、
    苦労したり、アドバイスをもらったり
    昨日よりも出来ることが増えたり、
    職場の人と仲良くなったり
    すっごく注意されてへこんだり、
    でもいつまでも引きずらないことを学んだり…。

    そんな経験を繰り返して、
    生きている実感を得られると思っています。

    3人のセッションでは、
    障害があっても税金を払えるようになりたいと話していました。
    恩恵を受けるだけではなく、
    納税者になって堂々と生きたい。

    正直に言うと、
    障害者であっても健常者であっても
    能力で問われる時代になってほしいです。

    能力と言っても、何でもできる人よりは、
    人を惹きつけることができたり、
    パソコンがものすごくできたり、
    同じ作業の繰り返しが正確だったり、
    と何か突出している人も多くいます。

    健常者と言われるがゆえに
    なんでもできるわけじゃない。
    障害者と言われるがゆえに
    なにもできないわけじゃない。


    あきらめないでほしいです。

    周りがなんと言おうと!!

    そのようなメッセージを持った
    トークでした。

    「ひきこもりが音楽とぼくを変えた」らじおライブ

    • 2015.11.12 Thursday
    • 16:13
    ご報告が遅くなりましたが、
    11/3にウェルシアター第三弾
    こんあきおさんによる
    「ひきこもりが音楽と僕を変えた
    〜投げ銭ライブらじお」
    を行いました。



    NPO法人 手と手さんの
    コミュニティガーデンcaféパーリッシュをお借りして、
    木造の懐かしく落ち着く雰囲気の中で
    こんあきおさんのギターライブ&ひきこもり体験談の語りを
    していただきました。

    バリアフリー活動(wheelmapプロジェクト)でお会いして、
    ピンとひらめき企画したイベントです。
    こんさんの人柄でひきこもり体験談を話してほしく、
    ギターのライブを交えて行うようにしました。

    福祉について障害のある人ない人が同じ場で楽しく考える場を作りたいと考え、
    ウェルシアター(welfare&welcomeシアターの略)をきままに企画して、
    映画鑑賞から初回は始めました。

    ウェルシアターの将来は、
    ゲストを主人公にして
    ゲストの持ち味を他の人にお裾分けし
    自分の人生や誰かのことを思いながら
    福祉について何か感じてもらえるイベントです。
    その夢が少し叶いました!

    こんさんの即席で録音したギターのメロディで始まり、
    こんさんのひきこもっていた時の思い、
    路上ライブへ引き込まれていった時のエピソード、
    そして「歌う精神保健福祉士」を目指す思いを
    語っていただきました。



    ひきこもり時代に、
    1日1日同じことの繰り返しで昼夜逆転もする中で、
    もがいていた時に出会ったラジオとギター。
    友人をきっかけに路上ライブを始めるが人に都合を合わせるより、
    思った時に歌を歌いたいと一人で路上へ。
    歌いたいというエネルギーがこんさんを外へと動かしました。
    同じようにギタを弾きたい、歌いたいとという人にギターを教えたり、
    代わりに演奏をして歌うお手伝いをしたいと思うようになりました。
    福祉施設で、障害が重くあまり意思表示が見えにくい方が、好きな曲がかかった瞬間、
    踊るように反応してくれたことが大きな喜びだったそうです。

    今でも怖い、でも歌いたい。

    そのような葛藤の中で、
    やるかやらないかの選択だけであって、
    いざやってみるとできるんだよっと
    メッセージをくださいました。

    後半は参加者の方の思い出の曲を弾いてくださいました。
    「翼をください」を初恋の女性が好きだった曲としてリクエストしてくださったおじさま。
    友人が歌ってくれた曲によって落ち込んでいた自分の心が救われた女性。

    曲に深みを感じながら、聞いたり、合唱しました。

    今回は21名の方にお越しいただきました。
    ustreemでも2人の方に見ていただきました!

    途中までしか入られないのに来てくれて、
    その後は地下鉄の中でもustreemで見ようとしていた方、
    スタート時間には病院に行かないといけないのに
    始まる前に来てくださった親子の方、
    旭川の帰りから車で走ってきた方、
    私のイベントには必ず出たいと言ってくれている方、
    こんさんのひきこもり体験談を聞きたいと来てくれた方、
    そして八雲からustreemで参加してくれた方など
    本当にありがとうございました!

    インターネットの接続や受付などを
    手伝ってくれた翔ちゃん、あいちゃん
    ありがとうございました!

    手と手のスタッフさん、
    素敵なドリンクの提供と会場設営を
    ありがとうございました!

    そして、こんさん、
    慣れない司会で答えてくださり
    ありがとうございました!



    頻繁には企画できませんが、
    またチャンスをつかんだら行いたいと思います!

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