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- 2018.09.16 Sunday
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出逢いから出逢いへ。
小山内美智子さんのご紹介で素敵な方との出逢い。
石川るみさん☆
現在、韓国の旦那さんと娘さんと韓国に住んでいます。
脳性まひという私と同じ障がいで、電動車いすに乗っています。
私より15歳くらい先輩ですが、とってもおしゃれでかわいらしくて、
そんな感想をお話したら「いつまでも若くいなきゃね〜。」ととってもパワフル。
今回は、札幌いちご会主催の講演会でお話ししてくださいました。
グローバルに生きるとはどういうことなのでしょうか。―
私たちに語りかける口調で、るみさんの半生が語られました。
20代からノルウェーに1年間留学し、その後スウェーデンに移って住み始めます。
学生としてビザを取り、スウェーデンの福祉サービスを受けながら生活されました。
そこで、韓国の男性と出会い、結婚。自身で子どもも生んでいる方です。
講演会のチラシにもその内容は書かれてあったため、
すごい方だな〜話を聞いてみたな〜と言う印象で
自分にはほど遠いな、と思っていました。
ところが、実際に話を聞いてみると、波乱万丈な人生を淡々と、
時々コミカルに語るるみさんのお話に引き込まれていきました。
幼少時代、10代までは、自宅にこもっていたるみさん。
養護学校に行っていたものの、子ども同士でのいがみ合いや先生ともうまくいかず
最低の日数だけ登校していたそうです。
その間、人形遊びや漫画を描いていたりしていましたが、
ふと日本から出たいと思い、ペンパルで100か国以上の人と文通し友人を作ります。
そのつながりで「るみは、ノルウェーへ行け」と暗示のように何度も言われ、
そこからどんどん海外の世界へ引きづりこまれていきました。
自分は障がいがあって迷惑をかけている…という見方は、
海外では通じないそうです。
できないところをサポートするのは当たり前。
ただし、障がいがあるからと言って特別扱いはしない。
学生時代、サバイバルな登山もしました。
ノルウェーやスウェーデンでは、ほとんど生活に困らない。
今住んでいる韓国の福祉は、
スウェーデンより100年遅れて、日本より50年遅れているそうです。
韓国の男性との出会いは、異性としての付き合いから始まっていないのが面白い。
そこからお互いに惹かれあい、親の反対を押し切って結婚。
るみさんは、
「ノルウェーやスウェーデンは一生に一度は住んだ方がいい。
けれど、幸せすぎてこれでいいのか?と思ってしまう。
サバイバルな人生の方が面白い。」と言います。
いろいろ辛いことはあるけれど、何が一番つらいでしょうか??
それは、「あきらめるとき」「めげたとき」です。
そう、力を込めて言っていました。
先日、ウィルチェアラグビーの北海道選手権を見に行きました。
前回の記事は→こちら
その時に、北海道ビッグディッパーズで、
ウィルチェアラグビーJAPANチーム(日本代表)である
池崎大輔さんとお会いしました。
試合中は、闘牛のように走り回り、ぶつかり合い、叫ぶ選手ですが、
お話をしてみるととっても優しい男性です。
現在は、2014年世界選手権に出るため、デンマークへ遠征しています。
2016年のリオパラリンピックに向けて、日本代表選手たちは燃えていることでしょう。
世界に負けないように吠えまくってほしい
応援しています
早いもので、明日で8月です。
あと4カ月で、雪が降ります
なのに、なんだこの蒸し暑さ
さて、最近は色々なご縁があり、
障がいがある方やご家族、医療関係のスタッフの方々などと
お会いする機会が増えました。
まだ本業ではやっていませんが、
「お話聞いてくれませんか?」
「相談にのってほしい」
というお声をいただき、出向いてお話をお聞きしています。
現在は、制度や福祉サービスの情報は誰でも調べることができますが、
一歩踏み出すまでの不安、サービスを受けてからの悩み、
人間関係の悩みなど、サービスを受けるか否かという悩みだけでなく、
今後どうなっていくのか、どうしたらいいのかをひとりで考えることの悩みも多いと思います。
サービスのことだけではなくて、
大学生ならではの悩み、20代後半の悩み、お母さんの悩み、お父さんの悩み
などなど、人生のライフステージでもぶつかる課題があります。
私も現在進行形なので、すべての人生の悩みには答えられないのですが、
答えは私の中ではなく、ご本人の中にあると思いながら話をお聞きします。
その答えも、時間の流れによって形を変えることもあり。
かえる、かわる、元の自分にかえる…
カエル!!!
このカエルは、めっちゃかわいいですね。
口がむにゅっとしていて。
腕いっぱいに抱える花束もすてき。
講演活動で旅のお話をした際に、
また旅をしたら「無事に帰ってきますように。」という思いを込めて
プレゼントしてくださいました。
あなたがしたいことは、あなたの中にあります。
でも、閉まっていたら、周りは気が付きません。
一歩を踏み出すために、私を利用してくださいね
できる範囲ですが、背中を押したいと思います。
今月は、医療法人稲生会・生涯医療クリニックさっぽろ 様の
ご依頼により、障がいがある若い高校生さん向けの講演をさせていただきました。
クリニックには、「手稲みらいつくり学校」という
障害がある当事者の方、ご家族の方、医療従事者の方などが、
先生になったり生徒になったりして、共に学び合う場があります。
木目調の安らぎの空間で、かわいいイラストの看板が出迎えてくれました。
私は、2年前に行った
タイ・イタリア旅行のお話を題材に、夢に近づく方法をお話ししながら、
障がいがあっても困難を乗り越え、悔いのない人生を歩いていくための
考え方をお伝えしました。
障がいがある、ピッチピチの若い女子高校生さんが2名、
親御さんやスタッフの方がが10名ほど、そして旅の相棒のえいこさん。
今回はお互いに交流しながらということで、
ニックネーム、いつも向き合っている障がいのこと、今日の朝ごはんを
教えてもらいました。案外、朝ごはんを思い出すのが大変だったりします(笑)。
タイ・イタリアの旅行では、移動中はえいこさんと二人っきりの旅で、
トイレ介助などは飛行機のアテンダントにお願いをしました。
けれども、小学生の時の私は親にしか口がきけないほど、人見知り。
中学生になっても、ひとりで地下鉄に乗ったり、ファーストフード店で注文したり
するだけで恐怖で仕方がなかったのです。
介助が常に必要であることで、自分に自信を無くし続けていました。
きっと自分は施設に暮らし続けるのだろう…
そう思っていました。
けれども、心の奥底には、自分ができることで誰かの役に立ちたい、
悔いのない人生を送りたい!!と思っているのです。
もしかすると、長い道のりかもしれない。
一歩ずつ進んでいくと、自分の夢に近づいて行きます。
旅行の心に残るエピソードを交えて、ヒントを皆さんにお伝えしました。
後半は、ケーキをいただきながらフリートークタイム。
大学生活で何が楽しかったですか?
ひとり暮らしなどを始めたり、
何か相談したいことがあった時はどこに相談したんですか?
親離れ、子離れするにはどうしたらいいのだろう?
など、まじめなお話をはじめ、
最近の映画の話や将来の夢の話などなど
女子会のように華やかな雰囲気で時間を過ごしました。
最後に皆さんで記念撮影
高校生さんは二人とも、おしゃれでかわいくて、夢があって素敵です。
少しずつでも一歩ずつ進んでください。
応援しています
今回は急きょ、2名ほど来られなかった高校生さんもいましたが、
またいつでもお話に伺いたいと思います。
生涯医療クリニックさっぽろのスタッフのみなさま、
貴重な機会をいただきありがとうございました!!!
ホームページにも取り上げてくださいました→こちら
まだまだ需要は少ないけれど、
子どもも大人もみんなが楽しめるバイクと出会いました。
腕で動かす自転車、ハンドバイクです
足に障害がある人のレーシング用のハンドサイクルとは少し違い、
小さめのタイヤで一般道でも走ることができるバイクとして開発されました。
埼玉県にある「HandBike Japan」が本格的な製造を始めています。
障がいがある人も、ない人も
子どもも学生も、サラリーマンも主婦も、定年されたおじさまも
みんなが楽しめるように作られています。
私も試乗してきました☆
私は腕が伸ばせられないので、自力では難しかったのですが、
力が弱くても腕を動かすことができれば、動き出すとスイスイ進むことができます。
他の体験者の様子を見ていると、5分くらい試して動かし方がわかってきて、
気が付けばすぐに体育館中を動き回ることができていましたね。
デザイン性が高く、乗り心地もいい☆
目線も低いのでスピード感があり、一般道や河川敷を走るとかなり気持ちがいいそうです。
まだまだ需要は低く、定価は個人様には高いのですが、
ほとんどのパーツを自転車の部品にするなど、身近に使える工夫もされています。
関心のある方はぜひ「HandBike Japan」を検索してみてください。
わくわく感が湧いてくるかもしれません
27歳で車いすユーザーになった本間聖章さん。