スポンサーサイト
- 2018.09.16 Sunday
一定期間更新がないため広告を表示しています
- -
- -
- -
最近、おかげさまでキレイになったね、と言われます。
齢を重ねるごとに、若くなった気分
化粧品を買うなら、美容部員さんに相談して買うのがいいです。
何度も通っていくと、私がどれだけ手を動かして化粧ができるか
わかってもらえます。
私の手は、猫のように丸まっていて、手のひらを返すことは難しい
けれど、下地クリームを塗り、ファンデーションを塗り、
眉毛を書いてアイカラーをのせて、チークを頬にかわいくのせて
リップを塗ることができる。
化粧品を選ぶときに、最初は美容部員さんにお試しで顔につけてくれたりする。
さらに、実際に買うとなると、私は「どれどれ、自分でできるかな」と
おもむろに美容部員さんの前でやり始めるのです。
すると、美容部員さんはびっくりして、「上手ですよね〜。」と感心します。
営業トークの上手ですね〜は声を聴けば分かりますが、
本当に感心している様子。
それから何度か通い、前から気になっていたファンデーションを塗るブラシの話に。
いつもパフで塗っていましたが、手を裏返せない私はなんかやりにくい。
いつものように、試しにブラシを使ってみると、とってもやりやすかった☆
でも、他にも化粧品を買おうと思っていたのでお金がかかりすぎる…。
悩んでいたら、「このブラシお貸ししますので、検討してみてください。」と
言ってくださった。
さらに、ケースとセット売りされていた商品の「ケースの開ける力加減」を教えてくださり、
「これは結構力を入れないと開かないんです、このケースはいかがですか。」
と試させてくれた。
おかげで今は、きれいにファンデーションを塗ることができて、
次回にお店に行ったらブラシを買おうと思っています。
こんな何気ないやり取りの中で、コスメのバリアフリーが進みますね。
ま、私は綺麗になりたいだけですけど
小学生の時、ある本の記憶がかすかにあった。
身体に障害がある女性がお子さんを産み、育てたという本。
脳性マヒで、足の指で料理や子育てをされていた、小山内美智子さんの執筆です。
自分なんて、恋愛も結婚も子育てもできないなんて思っていました。
小山内美智子さんは、本当に遠い存在で、手の届かない方だと思っていました。
それでも、ひとり暮らしがしたい、大学に行きたい、仕事がしたい、
そんな思いで少しずつですが前に進んで、
おととしは、障害がある人同士で海外旅行に行っちゃったりして、
なんだかんだやっていくうちに、出会うことができました。
小山内美智子さんです。
少し話はそれますが、私は学生生活を終えてから、
障害者同士で活動する障害者団体に入っていたことがあります。
今もかかわりがありますが、正直にお話しすると、様々な葛藤があります。
とにかく、活躍されている障害者の方々は個性が強すぎる
誰かには賞賛されて、一方で誰かには警戒されます。
警戒とは大げさかもしれません。
いろいろなことが重なって、嫌われることも当然だということです。
それは、障害があってもなくても同じでしょう。
ただ、障害者の方が、社会の障害と闘ってきた経験が濃くて、
それが「人生の軸」になり、個性として移りやすいのだと思います。
私は、その個性とどう向き合っていけばいいのか迷っています。
きっと自分の軸がぶれているからでしょう。
軸をしっかりと持っているという意味で、私は小山内さんを尊敬しています。
女性は、恋愛して、結婚して、子どもを産みなさいと。
いや〜私にできるかな〜〜〜〜
これからも女性として、磨き、磨かれたいと思います。