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  • 2018.09.16 Sunday

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    ステキなSunday Morning♪

    • 2017.02.05 Sunday
    • 12:44

    おはようございます。

    今日の札幌は青空で、部屋に入ってくる日差しがとても暖かい。

    とても気持ちのいい朝で、いいことがありそう。

     

    今日は朝食などのご飯のお話をしたいと思います。

    私は何があっても、朝食は抜きたくなくて、わりとがっつりいただきます。

    野菜そのものの味が大好きで、特にただ焼いて塩で味付けしたプテトが好物。

    今日はCarpenersのJambalayaなどを聞きながら、ちょっと優雅な朝を楽しみました。

     

     

    私は、生活の中で食事はとても大事なことだと思っています。

    食事をしているときに、幸せだあと感じられていると、

    きっと、普段の生活や人生もある程度幸せなのかもしれないと思えます。

     

    以前は、食事は1日の日課に過ぎませんでした。

    中学生の頃から親と離れて、養護学校(今は特別支援学校)に併設された

    病院で暮らしていました。

    そこでは、毎日朝昼夕に決まった時間に食事が出ます。

    幼少のお子さんから高校生までいる病院だったので、各標準カロリーの分量で

    お盆の色が分けられていて、それを看護師さんなどが各席に運びます。

     

    夕飯は5時半頃だった気がします。

    一斉に運ばれるので、食べる頃には冷めている食事。

    それでも食べなくてはいけないので、あとはただただ決まった時間までに食べるのみ。

     

    高校生の頃は、他の養護学校で、今度は寮生活。

    厨房から自分たちで配膳をして、味噌汁やご飯はおかまから自分たちでよそいます。

    病院よりは温かい食事。でも、それも決まった時間。

    いくら悩んで今は食べる気になれないと言っても、許してはくれない。

     

    これが当たり前だった10代を経て、

    大人になってからヘルパーさんを使って一人暮らしを始めました。

    この写真は、私の指示で学生さんに食事を作ってもらっている時のものです。

     

    この写真は最近の写真で、10年前に一人暮らしを始めた時も

    同じようにやっていましたが、今と10年前とは違うところもあります。

     

    以前は、何が何でも自分の味付けで料理をしようと、

    毎日指示を細かく出して作ってもらっていました。

    自分で包丁や鍋を使うと体力や時間を人よりも浪費してしまうため、

    指示して作った方が楽だし、自分の料理ができると思っていました。

     

    むしろ、10代の生活から抜け出すために必死だったのかもしれません。

    もちろん、お手製のミネストローネや肉じゃがなどが作れたのは大きな喜び。

     

    ただ、さまざまなヘルパーさんがいる中で、

    私の説明でヘルパーさんの手を動かすのは結構大変でした。

     

    作っている最中、

    おしゃべりばかりしている人、逆に静かで何を考えているのかわからない人、

    鶏肉を茹でた汁を捨てようとしたら「え?捨てるんですか」と怪訝そうに言う人、

    私が説明する前に、調味料を入れてしまう人などなど、本当に色々な人がいました。

     

    その度に、何とかその人に合わせて(気持ちをなだめながら)指示をします。

    自分の料理を作るための努力と思いつつも、それを毎日行うのは大変でした。

    料理をするたびにイライラしたり、説明しすぎて体が硬くなってしまいました。

     

    「他人を介して、自分の生活を作るのは、本当に大変なことなんだ」

    と思いました。

     

    また一人暮らしの特権、ダラダラとジャンクフードを食べるということも

    ヘルパーさんに監視されているみたいで嫌でした。

    実際に、「カップラーメンなんて体に悪いよ」「もう食べないんですか」と

    言われたこともあります。

     

    最初はヘルパー生活に慣れるのに必死だったため、友人付き合いもなかなかできなくて、

    「私はこの生活でいいんだ」と言い張ることもできませんでした。

    実際は、周りの友人が三食栄養満点に食べているかといったら、それは違っていました。

    お酒とおつまみだけで夕食をすませる人もいるし、1日2食の人もいる。

    友人に料理を振る舞うのが好きな人もいる…

    食事の楽しみ方は色々あるんだと、ここ1年でわかったほどです。

     

    3年前までずっとヘルパー事業所から派遣されるヘルパーさんが来ていましたが、

    今は、自分で面接をしたヘルパーさんに来てもらっています。

    この3年かけて集まってくださった、今のヘルパーチームは最高のチームです。

     

    iPhoneImage.png

     

    私の引っ越し&就職&誕生日祝いの写真。ヘルパーチームとのパーティは最高でした。

     

    さて、今の私は、それぞれのヘルパーさんを信用して任せる時は任せています。

    もちろん、何が食べたいかは決めますが、私の好みの味をわかってくださったり、

    私もヘルパーさんの調理の特徴を理解するようにしています。

     

    そのおかげで、何が何でも自分でやらなきゃいけないと、

    硬い表情で生活をしていた私が、とても余裕のある柔らかい表情にもなれるようになりました。

     

    そして、友人などに料理を振る舞うことも、昨年に実現できました。

     

     

     

    小学生の頃に、母親の料理を手伝おうと野菜を切っていたので、

    それを復活させました。

     

    みんなで食べることも幸せな食事だなと感じました。

     

    どの時代も一生懸命生きてきた自分なので、後悔はしていませんが、

    周りにどんな人がいるかによって、食事を楽しめるのか、どう楽しめるのかが

    変わってくると思います。それはいい意味でも、悪い意味でも。

    施設の環境で食事を嫌いになったし、いい友人との出会いで食事が好きなった…。

     

    私は食事が好きになる人生を歩みたいし、

    大切な友人には食事の楽しみを増やして欲しいなと思います。

     

     

    今日はこの辺で。

    ありがとうございました。

     

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    • 2018.09.16 Sunday
    • 12:44
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      コメント
      コメントありがとうございます。
      私は、重度訪問介護を行なっている事業所を利用するのと、札幌市独自の制度の「パーソナルアシスタンス制度」を利用する、両方の方法を使っています。
      パーソナルアシスタンス制度とは、通称PA制度と言って、事業所を介さず個人で契約する方法をとることができるものです。PAの場合、3親等以内の家族以外であれば、資格があるなしに関わらず、誰でもアシスタントとして雇うことができます。

      私の場合は、事業所の方ともうまく協力し合える関係ですので、自分で面接した人を事業所に登録していただいています。資格がない方をPAで雇っています。
      • のぼ
      • 2017/02/18 9:45 PM
      自分で面接したヘルパーというのは、事業所を介さずに個人的に直接契約するということですか?
      • コンピラ
      • 2017/02/06 10:19 AM
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